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「破れ尾垂型(やぶれおだれがた)」の六角鉄瓶ですが在銘「仁左エ門」の「南部鉄瓶」に、「京鉄瓶」の特徴でもある銅蓋の組合せです。 ちなみに、「南部鉄瓶」は一般的に「摘み」が一体化した鉄蓋です。 道具店店主から次のような話を聞くことが。 『鉄瓶に破損が生じた場合には、修理や交換が必要。蓋も同様、何らかで鉄蓋の交換が必要になり、高級な装飾の銀「摘み」の銅蓋に交換したのでは。結構いい鉄瓶です、とも。』 鉄瓶は、丸形や筒形など丸味のあるものが一般的ですが、出品は角鉄瓶で、バランスのとれた外観に、素朴さ、凛々しさを感じます。 出品の鉄瓶について説明をもう少し。 銅蓋に、装飾(桜?)の銀の「摘み」と根元の「坐」、蓋裏には「晴寿造」の銘刻が。「坐」の周りには経年による緑青が見られます。 なお、「晴寿堂」は、既に閉鎖された、京都(長浜とも)の鉄瓶工房。 「破れ尾垂型」六角鉄瓶の持ち手は中空の「袋弦(ふくろづる)」、形状は現在では珍しい「木瓜弦(もっこづる)」、詫び寂びを現した「虫喰い」、弦の付け根部分には装飾の「環付(かんつき)」が見られます。 胴には「仁左ェ門」の在銘。「小泉仁左ェ門」は江戸初期の「南部鉄瓶」の発明者で、南部藩御用釜師、歴代の釜師は「小泉仁左ェ門」を襲名し、当代は令和5年襲名の11代目。なお、初代は京都から招かれた釜師です。 出品の鉄瓶は、お茶を趣味としていた母が、生前、時代物として入手。入手後の使用状況は分かりませんが、共箱入りで保管されていたものです。 蓋には、旧字体で「鐵瓶」、判読不可の朱文落款が、裏には消された文字跡が見られます。 何代目の「仁左ェ門」作かは分かりませんが、共箱などの外観からも経年品であることがうかがえます。内部には使用による相応の錆が見られますが、表面には、腐食が進行し脆くなっているようなヶ所はほとんど見られず、古?鉄の味わい深さが感じられます。 大きさ(㌢)重量、容量はおよそ次の通りです。 高さ(~弦)21、横幅(~注ぎ口)16.5、 胴対角11.5、開口径6.7/蓋径7.5/ 重量1300㌘/容量(口近)750㏄/ 画像で、状態とともに、素朴さ、凛々しさなどを感じていただければ幸いです。水漏れの無いことは確認済ですが、経年品であることをご理解いただき、洗浄などのお手入れの上、茶道具だけでなく、鉄分補給用にもご活用下さい。
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「破れ尾垂型(やぶれおだれがた)」の六角鉄瓶ですが在銘「仁左エ門」の「南部鉄瓶」に、「京鉄瓶」の特徴でもある銅蓋の組合せです。
ちなみに、「南部鉄瓶」は一般的に「摘み」が一体化した鉄蓋です。
道具店店主から次のような話を聞くことが。
『鉄瓶に破損が生じた場合には、修理や交換が必要。蓋も同様、何らかで鉄蓋の交換が必要になり、高級な装飾の銀「摘み」の銅蓋に交換したのでは。結構いい鉄瓶です、とも。』
鉄瓶は、丸形や筒形など丸味のあるものが一般的ですが、出品は角鉄瓶で、バランスのとれた外観に、素朴さ、凛々しさを感じます。
出品の鉄瓶について説明をもう少し。
銅蓋に、装飾(桜?)の銀の「摘み」と根元の「坐」、蓋裏には「晴寿造」の銘刻が。「坐」の周りには経年による緑青が見られます。
なお、「晴寿堂」は、既に閉鎖された、京都(長浜とも)の鉄瓶工房。
「破れ尾垂型」六角鉄瓶の持ち手は中空の「袋弦(ふくろづる)」、形状は現在では珍しい「木瓜弦(もっこづる)」、詫び寂びを現した「虫喰い」、弦の付け根部分には装飾の「環付(かんつき)」が見られます。
胴には「仁左ェ門」の在銘。「小泉仁左ェ門」は江戸初期の「南部鉄瓶」の発明者で、南部藩御用釜師、歴代の釜師は「小泉仁左ェ門」を襲名し、当代は令和5年襲名の11代目。なお、初代は京都から招かれた釜師です。
出品の鉄瓶は、お茶を趣味としていた母が、生前、時代物として入手。入手後の使用状況は分かりませんが、共箱入りで保管されていたものです。
蓋には、旧字体で「鐵瓶」、判読不可の朱文落款が、裏には消された文字跡が見られます。
何代目の「仁左ェ門」作かは分かりませんが、共箱などの外観からも経年品であることがうかがえます。内部には使用による相応の錆が見られますが、表面には、腐食が進行し脆くなっているようなヶ所はほとんど見られず、古?鉄の味わい深さが感じられます。
大きさ(㌢)重量、容量はおよそ次の通りです。
高さ(~弦)21、横幅(~注ぎ口)16.5、
胴対角11.5、開口径6.7/蓋径7.5/
重量1300㌘/容量(口近)750㏄/
画像で、状態とともに、素朴さ、凛々しさなどを感じていただければ幸いです。水漏れの無いことは確認済ですが、経年品であることをご理解いただき、洗浄などのお手入れの上、茶道具だけでなく、鉄分補給用にもご活用下さい。
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