「あづま」は吾妻とも書きます。

「あづま」は江戸時代で、京都から見た「江戸」のことをさします。

江戸時代からある吾妻袋、まさに、
ロングライフデザイン！
暮らしの中で長く使われ、愛され続けています。現代でも、エコバッグとして、子供のお着替え袋、ちょっとした買い物や旅行のお土産袋としても。小さくたためてお洒落な
あづま袋は、先人の知恵がつまったバックなのです。

今回は日本伝統工芸の着物から吾妻袋を作成。

着物だったものをといて、洗い張りをしてあります。

日本人の暮らし方を振り返ってみるとき、ファストファッションと呼ばれる現代の衣服は安価でとても良いものですが、考えさせられます。
ちょっと古びてきたら、流行のデザインでないから、飽きたら、捨てる。

エコではありません。地球温暖化も無理もありません。
小さく折りたたみができるので、いつものバッグに忍ばせて…レジ袋削減に！

よい素材を長く使う。着物をといて、洗い張りしてきた日本人の知恵を…。
美しい着物を身近に感じてもらいたい。

絣とは、着物の柄を出すための絣糸（かすりいと）を使って作られた着物です。
柄の模様の輪郭がかすれて見えるのが特徴です。
絣の柄は絣糸を経（たて）と緯（よこ）に交差するように織るので、洗濯しても大丈夫な普段使いしやすい着物になります。
丈夫な生地で、張りがある生地です。
昔は、嫁入り道具として、何枚も、持っていくほど、普段づかいできる着物だったようです。

丈夫な糸で織るので、生地は非常に硬く少しゴワゴワしているかもしれません。しかし、耐久性に優れ、昔から野良着などとして着用されていました。使えば使うほど、馴染み柔らかくなっていく着物生地です。

難点は、絣着物は色落ちしやすいので、他の物とは別に優しく、洗ってください。

吾妻袋サイズ

・サイズ：縦43cm✖️横43cm✖️22㎝
素材
・木綿　100%

あづま袋は結んで使うものですが、
同じ、絣（かすり）着物の生地で、ハンドル
、持ち手も作成しました。
結んで使うのもモダンですが、ハンドルをつけて使用すると、ショルダーバックにもなります。肩にかけれます。
重い荷物は入れないようにしてくださいね。
大事な物が破損しないように。
携帯電話、お財布、化粧ポーチぐらいに！
持ち手、ハンドルには、Dカンをつけましたので、そこに吾妻袋の端の生地を通しておつかいください。

ハンドルサイズ

・サイズ：長さ30cm、幅2.8cm


エコバックにも、ショルダーバックにもなる、吾妻袋を！

注意事項　
※結び目を軽く絞ってしまうとするっと腕から落ちてしまいます。中に入れたお品物が傷つかないように、しっかり2重に結んでくださいませ。

※ 光の加減上、写真掲載の色味が多少違うことをご了承ください。

※色落ちの可能性があります。お洗濯は、他の洗濯物とは別にお洗いください。

※ハンドメイドという性質上、掲載写真と若干の相違がある場合もございますので、ご了承の上ご注文ください。
不良品以外の返品交換は基本的にお受けしておりません。もし返品交換となった場合の送料や返金手数料につきましては、お客様のご負担とさせていただきます。


『ロングライフデザイン2020』